導入事例
電子部品生産工程
管理システム
ヨコハマシステムズは、富士ゼロックス株式会社様から、電子部品の生産工程を管理するシステムを2007年に受注しました。この生産管理システムは、RFIDタグを利用する作業現場のシステムと、工程進捗を一目で確認できる管理室のシステムから成り立っています。
RFIDタグを利用する作業現場のシステム
前者のシステムは、従来手書き伝票で管理されていた作業を、RFIDタグの導入によって電子化したものです。これにより手書き作業の削減を実現し、作業負担を圧倒的に軽減しました。
更に、作業状況にあわせた作業内容の提示や、工程順の誤りを検出しエラー表示をする事により、作業ミスを低減する事で、品質、生産性の向上を実現しました。
また、作業履歴が記録される事で、長期的なデータ蓄積による作業工程の改善にも繋がりました。
工程進捗を一目で確認できる管理室のシステム
後者のシステムでは、工程全体をグリッド表示し、進捗状況をリアルタイムに更新する事で、進捗の見える化を実現しました。
計画時間部分を枠で囲って強調し、進み/遅れを色分けする事で、直感的に進捗状況を把握する事ができ、生産管理をシンプルに実現しています。また、必要に応じて、特定の工程のみをチェックしたい場合には、拡大ボタンを活用する事によって、特定のセル範囲の情報を拡大して、表示する事も可能になっております。
工程進捗の見える化により、ロットの滞留状況や、再工程が必要な部品の把握が簡単に行えるようになりました。更には、工程のムダやムラを常時確認でき、改善への課題も把握できるようになりました。